停廃(読み)チョウハイ

デジタル大辞泉 「停廃」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐はい〔チヤウ‐〕【停廃】

予定してい事柄をとりやめること。ていはい。
「国司師高これを―の間、その宿意によって大衆をかたらひ」〈平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「停廃」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐はい チャウ‥【停廃】

〘名〙 とりやめること。行なわないこと。廃止。ていはい。
台記‐天養二年(1145)一〇月二日「自一条殿、賜淡路庄、件庄年来、為国司停廃
太平記(14C後)二一「諸院諸堂の講筵を打停め、御願を停廃(チャウハイ)し」 〔北史‐張彝伝〕

てい‐はい【停廃】

〘名〙 とりやめること。ちょうはい。〔文明本節用集(室町中)〕
労働関係調整法(1946)八条国会承認を経て、業務の停廃が国民経済を著しく阻害し」

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普及版 字通 「停廃」の読み・字形・画数・意味

【停廃】ていはい

廃止する。

字通「停」の項目を見る

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