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健康はバランスのよい食事から けんこうはばらんすのよいしょくじから

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食の医学館の解説

けんこうはばらんすのよいしょくじから【健康はバランスのよい食事から】

《1日30品目の食品をとるように心がけましょう》
 健康的な食生活を営むうえで、もっともたいせつなのは、すべての栄養素バランスよく摂取することです。そのためには多様な食品を幅広く、食事に盛り込むのがポイント。健康によい成分を含むからといって、特定の食品ばかりかたよってとるような食生活をしていては、栄養のバランスが崩れて、結局、健康を維持できなくなってしまうでしょう。
 厚生労働省の指導では、1日に30品目程度の食品を摂取することを、健康的食生活の目標としています。これは数多くの食品を幅広くとることで、無意識のうちにバランスのよい栄養摂取ができる、ということがいちばんの理由。また、数多くの食品をとれば、ある食品に体によくない成分が含まれていたとしても、ほかの食品の成分が、その害を防止してくれる、との狙いもあるのです。
 医療現場における調査でも、1日に26品目の食品を摂取すれば、健康のために必要な栄養素の、大半を満たすことができるという結果がでています。
《栄養素別に食品を分類して、じょうずに食事の組み立てを》
 とはいえ、ばくぜんと1日30品目といわれても、どんな食品をどう選んでいけばいいのか、なかなかわかりづらいもの。そこで利用すると便利なのが、6つの群にわける食品分類です。
 これは、体に必要とされる主要な栄養素、すなわち、炭水化物たんぱく質、脂質、ビタミンミネラルのうち、どれをとくに多く含んでいるかを基準にして、食品を6つのグループにわけたものです。
 以下、主要な栄養別による食品分類(厚生労働省、食生活指針より)をあげます。
・第1群/肉や血になるもの。肉、魚、たまご、ダイズおよびダイズ製品など、主として良質のたんぱく質供給源です。たとえば、マアジ、スルメイカ、クルマエビサーロイン肉、ウインナー、たまご、とうふ、納豆、ハムなどです。
・第2群/骨になるもの。骨ごと食べられる小魚、海藻、牛乳および乳製品などで、主として、カルシウムの供給源です。たとえば、牛乳、ヨーグルトスキムミルクコンブ、焼きノリ、メザシ、サクラエビ、プロセスチーズ、ヒジキなどです。
・第3群/体の調子をととのえるもの。緑黄色野菜、主としてカロテンを中心としたビタミン、およびミネラルの供給源です。たとえば、ピーマンチンゲンサイ、ニラ、ブロッコリーアスパラサヤインゲントマトニンジンホウレンソウなどです。
・第4群/体の調子をととのえるもの。淡色野菜くだものキノコなど、主として、ビタミンCやミネラルの供給源です。たとえば、リンゴミカンスイカイチゴバナナブドウ、柿、レモンメロンなどです。
・第5群/体のエネルギー源となるもの。穀類、イモ類、ダイズ以外の豆類、砂糖などで、主として、糖質性エネルギーの供給源です。たとえば、ご飯、うどん食パンジャガイモスパゲッティサツマイモサトイモ、いちごジャムシュークリームなどです。
・第6群/体のエネルギー源となるもの。動物性油脂植物性油脂、種実類などで、主として、脂肪性エネルギーの供給源です。たとえば、油、バターマヨネーズクルミドレッシングマーガリンピーナッツバター、アーモンド、ピーナッツなどです。
 以上に示した1~6群の分類の中から、それぞれまんべんなく食品を選び、合計30品目とすれば、必要な栄養素を満たすことができるというわけです。これを単純に平均すれば、1群から5品目前後となりますが、できれば野菜類や穀類を多めにとるようにすると、健康のためにはより好ましいチョイスといえます。
 現在、日本人が1日にとる食品数は、平均して22~23品目。しかも、若い人を中心に脂肪過多の傾向が強くなっています。栄養バランスの崩れで健康を損ねないよう、くふうして、1日30品目をとるようにしましょう。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。食品は薬品ではありません。病気にかかったら、かならず医師の診察を受けてください。

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