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偶像破壊 グウゾウハカイ

デジタル大辞泉の解説

ぐうぞう‐はかい〔グウザウハクワイ〕【偶像破壊】

キリスト教で、キリスト・聖母・殉教者などの聖画像を破壊することによって、偶像崇拝の風を排斥しようとする運動。アイコノクラズム
伝統的な権威・因習などを否定し、打破すること。

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大辞林 第三版の解説

ぐうぞうはかい【偶像破壊】

偶像崇拝を否定するために、宗教的偶像や聖人像を破壊すること。八、九世紀の東ローマ帝国で頻繁に行われた。またイスラム教では偶像崇拝への禁止がより徹底されており、現代でも、他宗教の神仏像を偶像として破壊する行為が時として見られる。 → 聖像禁止令
偶像的な存在や権威の象徴を否定し、排撃すること。

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世界大百科事典内の偶像破壊の言及

【偶像崇拝】より

…キリスト教でも初期には神像の崇拝の可否についての論議がたたかわされ,8世紀から9世紀にかけてビザンティン帝国において大きな闘争がまきおこり,また宗教改革時代にもこの論議がおこったが,神像の意義を正しく評価することによってこれを認めるのがカトリック教会の立場となっている。 偶像崇拝とか,偶像破壊(イコノクラスム)という神像に対する蔑視的用語は,宗教的対象は何によって最もよく表現されるかという宗教思想を背景に持っている。キリスト教会も他宗教制圧に偶像破壊をうたい,偶像崇拝は異教・邪教の同義語とされ,仏教などをも偶像崇拝と断定している。…

※「偶像破壊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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