コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

備中屋長左衛門 びっちゅうや ちょうざえもん

2件 の用語解説(備中屋長左衛門の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

備中屋長左衛門 びっちゅうや-ちょうざえもん

?-1730 江戸時代前期-中期の商人。
紀伊(きい)田辺(和歌山県)の炭問屋(どいや)。ウバメガシを炭材とした火力のつよい白炭の備長(びんちょう)炭を創製し,江戸などに出荷したという。享保(きょうほう)15年8月11日死去。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

備中屋長左衛門

生年:生没年不詳
紀伊国(和歌山県)田辺町方の炭問屋。元禄年間(1688~1704)に硬木の姥女樫を1000℃以上の高温で焼いた,火力の強い備長炭を創始した,あるいは売り広めたといわれている。しかし備長炭の創始者については諸説あり,決めがたい。一説に,万治年間(1658~61)に紀伊国日高郡高津屋(和歌山県中津村)の人,大津屋市右衛門の創業によるともいうが,これは備中屋長左衛門の誤伝であろう。また元禄年間に秋津川(田辺市)の炭焼き吉三が創出したという盆踊り歌も,同地方にある。<参考文献>安藤精一編『和歌山県の文化財

(安藤精一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の備中屋長左衛門の言及

【田辺[市]】より

…田辺城は会津川河口左岸にあり,海辺に位置するため,幕末に海岸警備が強化された際には二丸近くに台場が築かれた。田辺の名産は栩塗細工,炭,蓬萊酒,晒葛,蜂蜜などであったが,今日も珍重される備長(びんちよう)炭は田辺の炭問屋備中屋長左衛門が江戸や大坂に売りひろめたものとも伝え,秋津川には備長炭製炭創始者という吉三をたたえる盆踊歌が伝わる。 現在,文里(もり)港の周辺に木材業,製材業が発達,会津川河口の江川港も重要な水揚港で,水産加工も行われている。…

※「備中屋長左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

備中屋長左衛門の関連キーワード熊代繁里和歌山県和歌山県立医科大学紀伊南紀和歌山牟婁JR紀勢線鈴木泰平辻野惣兵衛

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

備中屋長左衛門の関連情報