元光斎(読み)げんこうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「元光斎」の解説

元光斎(初代) げんこうさい

1721-1783 江戸時代中期の陶工
享保(きょうほう)6年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)の人。茶器,花瓶などの作品を名古屋藩主に賞賛され,元光斎(元功斎とも)の号をあたえられた。轆轤(ろくろ)をもちいず,作品はすべて手捻(てびね)り。天明3年9月5日死去。63歳。姓は渡辺通称は弥平。

元光斎(2代) げんこうさい

1756-1840 江戸時代中期-後期の陶工。
宝暦6年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)の人。初代元光斎に弟子入りし,のち2代をつぐ。手捻(てびね)りのほか,轆轤(ろくろ)をもちいた作品もある。天保(てんぽう)11年9月5日死去。85歳。姓は村田。通称は長七。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む