兄部(読み)コノコウベ

デジタル大辞泉の解説

こ‐の‐こうべ〔‐かうべ〕【部】

《「このかみべ(子の上部)」の音変化》
力仕事に当たる力者(りきしゃ)の長。
中世、院・門跡・武家などに仕えて雑務に従った力者の長。
中世、宮中の駕輿丁座(かよちょうざ)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の兄部の言及

【土器座】より

…赤土器は食器に,白土器は食器または灯明皿等に用いられた。座の統轄者は兄部(このこうべ)または作手,一般座衆はこれに対し座子と呼ばれた。両者ともに一乗院,大乗院という興福寺別当の地位を独占的に有する両門跡に従属し,人夫役等の諸役を免除され,赤土器座の兄部は荘園の所領を給されるなど特典を与えられる一方,その課する役をつとめていた。…

※「兄部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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