克鯨(読み)コククジラ

デジタル大辞泉 「克鯨」の意味・読み・例文・類語

こく‐くじら〔‐くぢら〕【克鯨】

クジラ目コククジラ科の哺乳類。中形のヒゲクジラで、全長12~15メートル。全身灰色で、背びれがなく、背中後方にこぶ状の隆起が並ぶ。北太平洋分布。こくじら

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精選版 日本国語大辞典 「克鯨」の意味・読み・例文・類語

こく‐くじら‥くぢら【克鯨】

  1. 〘 名詞 〙 コククジラ科の哺乳類。小形のヒゲクジラで、体長一二~一五メートル。背面は灰黒色で、淡灰色の斑紋がある。口中のひげは黄白色で、約一五〇枚。背びれはなく、のどひだは少なく二~四条。北太平洋に分布し、小型甲殻類(ソコエビ類)を食べる。肉・脂は食用、鯨ひげは工芸用の材料とされた。現在捕獲は禁止されている。こくじら。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「克鯨」の解説

克鯨 (コククジラ)

学名Eschrichtius robustus
動物。コククジラ科のクジラ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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