鬚鯨(読み)ヒゲクジラ

デジタル大辞泉 「鬚鯨」の意味・読み・例文・類語

ひげ‐くじら〔‐くぢら〕【×鬚鯨】

クジラ目ヒゲクジラ亜目哺乳類総称ハクジラ類に比べて大形で、歯は胎児期に消失し、代わりに上あごに口蓋こうがい一部が変化した鯨ひげをもつ。口を開けて泳ぎ、プランクトン小魚などをして食べる。セミクジラコククジラナガスクジラなど。
[類語]長須鯨白長須鯨背美鯨座頭鯨歯鯨抹香鯨しゃち海豚いるか儒艮じゅごん

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精選版 日本国語大辞典 「鬚鯨」の意味・読み・例文・類語

ひげ‐くじら‥くぢら【鬚鯨】

  1. 〘 名詞 〙 クジラ目のうち、胎生期に歯が発生するが、その後退化して一生歯を持たず、発達したひげを持つクジラの総称。亜目に分類される。ひげは、口中海水とともに飲み込んだ餌を濾過し、海水だけを口外へ排出する働きを持つ。シロナガスクジラ、セミクジラなど大型のクジラが含まれる。

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