児玉庄太郎(読み)コダマ ショウタロウ

20世紀日本人名事典 「児玉庄太郎」の解説

児玉 庄太郎
コダマ ショウタロウ

明治〜昭和期の教育者 秋田服装専門学校長



生年
明治7年12月7日(1874年)

没年
昭和34(1959)年9月20日

出生地
秋田県天王町

学歴〔年〕
秋田師範学校

経歴
郷里の漢学者児玉市隠に師事。秋田師範学校に学び、卒業後は秋田県下の小学校や師範学校で教鞭を執り、秋田県立高等女学校長などを歴任。のち、愛国女学館や秋田服装専門学校を創立し、校長として後進の指導や私学振興に寄与した。一方で、秋田の老農・石川理喜之助の事績に影響を受け、農村教育にも精力を傾けた。著書に「偉人石川翁の事業原稿」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「児玉庄太郎」の解説

児玉庄太郎 こだま-しょうたろう

1874-1959 明治-昭和時代の教育者。
明治7年12月7日生まれ。秋田県立本荘高女校長などをつとめ,秋田服装学院を創設した。また石川理紀之助に心酔し,農村教育にも力をそそいだ。昭和34年9月20日死去。84歳。秋田県出身。秋田師範卒。著作に「偉人石川翁の事業と言行」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android