原簿(読み)ゲンボ

デジタル大辞泉 「原簿」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぼ【原簿】

もと帳簿。写しに対していう。「戸籍原簿
簿記元帳もとちょう
法律上、一定の権利関係が記載されている帳簿。特許原簿など。
[類語]帳面ノート手帳帳簿台帳通い帳大福帳通帳

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精選版 日本国語大辞典 「原簿」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぼ【原簿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 謄写または改作されないもとの帳簿。原本となる帳簿。
    1. [初出の実例]「車票を原簿と照合しつつ」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉一)
  3. 簿記の主要帳簿で口座別に増減を記入するもの。元帳。〔英和記簿法字類(1878)〕
  4. 法律上で一定の権利関係を公認する帳簿。社債原簿、鉱業原簿、特許原簿などがある。〔商法(明治三二年)(1899)〕

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普及版 字通 「原簿」の読み・字形・画数・意味

【原簿】げんぼ

元帳。

字通「原」の項目を見る

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