入朝(読み)ニュウチョウ

精選版 日本国語大辞典 「入朝」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ちょうニフテウ【入朝】

  1. 〘 名詞 〙 朝廷に参内(さんだい)すること。特に、外国の使臣などが、日本に来て朝廷に参内すること。
    1. [初出の実例]「語曰。新羅国使。自古入朝」(出典続日本紀‐和銅二年(709)五月壬午)
    2. 「斉悼恵王は、孝恵の二年に入朝せられた時に」(出典:史記抄(1477)一五)
    3. [その他の文献]〔史記‐南越尉佗伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「入朝」の読み・字形・画数・意味

【入朝】にゆうちよう(にふてう)

外国・属国の使臣が天子に謁見する。〔漢紀、文帝紀下〕時に梁王來す。太子と共に載(の)る。入するに、司馬門に下らず。(張)釋之(せきし)禁止し、入することを得ず。

字通「入」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む