日本歴史地名大系 「八尾別院大信寺」の解説 八尾別院大信寺やおべついんだいしんじ 大阪府:八尾市寺内村八尾別院大信寺[現在地名]八尾市本町四丁目真宗大谷派、本尊阿弥陀如来。八尾御坊とも称する。慶長一二年(一六〇七)東本願寺初代教如が徳川家康より八尾の四町四方を寄進され(本願寺誌要)、東本願寺掛所として創建、万治三年(一六六〇)この地より北方の現在地に移転した。住職は近世を通じて連枝(東本願寺宗主の兄弟)が務め、別格寺院であった。また前年に、顕証(けんしよう)寺の寺内町である久宝寺(きゆうほうじ)村から八尾に移っていた慈願(じがん)寺を院家として、行事を務めさせた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by