八幡岬(読み)はちまんざき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「八幡岬」の意味・わかりやすい解説

八幡岬
はちまんざき

千葉県南東部、勝浦市の太平洋岸にある岬。第三紀砂質凝灰岩からなる約40メートルの海食崖(がい)が続き、シイ、タブの暖帯林が繁茂する。平安中期の10世紀中ごろ上総介(かずさのすけ)興世(おきよ)王によって築かれたと伝えられる勝浦城は、のち正木氏に引き継がれ、1590年(天正18)豊臣秀吉(とよとみひでよし)の小田原攻めの際落城した。現在は勝浦城址(じょうし)周辺を含め八幡岬公園となっている。近くに勝浦灯台や戊辰(ぼしん)戦争のときに沖合いで遭難した官軍130余人を埋葬した官軍塚があり、県史跡に指定されている。

[山村順次]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八幡岬」の意味・わかりやすい解説

八幡岬
はちまんみさき

千葉県南部,勝浦市の南端で太平洋に面する岬。新第三紀層の砂質凝灰岩が削られて約 30mの海食崖をなす景勝地。岬の南端に八幡神社がある。岬の西側の入江が勝浦港。南房総国定公園に属する。

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