六具(読み)ロクグ

デジタル大辞泉 「六具」の意味・読み・例文・類語

ろく‐ぐ【六具】

6種でひとそろいの武具よろいの六具は胴・籠手こて・袖・脇楯わいだて脛楯はいだて脛当すねあての6種というが、異説が多い。ほか大将の六具、騎兵の六具などがある。りくぐ。

りく‐ぐ【六具】

ろくぐ(六具)

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精選版 日本国語大辞典 「六具」の意味・読み・例文・類語

りく‐ぐ【六具】

  1. 〘 名詞 〙 六種をもって一揃えとする武具。鎧の六具、身がための六具、大将の六具、備えの六具、騎兵の六具、戦場の六具、攻戦の六具などの種類がある。ろくぐ。
    1. [初出の実例]「首途を祝ふ熨斗昆布、結ぶは親と、小手臑当、六具(リクグ)固むる三々九度」(出典:浄瑠璃・絵本太功記(1799)十日)

ろく‐ぐ【六具】

  1. 〘 名詞 〙 六種のものを一そろいとする武具。鎧の六具、身固めの六具、大将の六具、備えの六具、騎兵の六具、攻戦の六具などがある。りくぐ。
    1. [初出の実例]「六具と云ば、指懸・鞭・箙・母衣・小旗・扇、是を六具と云也」(出典:今川大双紙(15C前)陳具に付て式法之事)

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