六国見(読み)ろつこくけん

日本歴史地名大系 「六国見」の解説

六国見
ろつこくけん

円覚寺背後にあり、標高一四七・四メートルで、鎌倉では大平たいへい山・十王岩じゆうおういわに次ぐ高い山。山上から伊豆・相模・武蔵・安房上総下総の六ヵ国を眺望できるので名が付けられたといい、北陸道の加賀から越中に入ろうとする国境にある礪波となみ山の最高峰国見くにみ山というように、六州の国見ができるほどの高山ということであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android