デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「六川長三郎」の解説 六川長三郎 ろくがわ-ちょうざぶろう 1579-1671 江戸時代前期の開拓者。天正(てんしょう)7年生まれ。父祖は甲斐(かい)武田氏の遺臣。信濃(しなの)塩沢原(長野県立科町)に土着,正保(しょうほ)3年蓼科(たてしな)山中の水源から50kmにおよぶ用水路を完成させる。塩沢堰(せき)とよばれ,山麓の新田開発に利用された。寛文11年死去。93歳。甲斐(山梨県)出身。名は勝家。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例