精選版 日本国語大辞典 「具足開」の意味・読み・例文・類語 ぐそく‐びらき【具足開】 〘 名詞 〙 江戸時代の年中行事の一つ。武家で、正月に甲冑を飾り、その前に鏡餠を供え、その餠を一一日に下げて切って食べた行事。「切る」というのを忌んで「開く」といった。具足の鏡開き。具足の祝い。《 季語・新年 》[初出の実例]「伊勢使素袍を竹に狭ませて〈挙白〉 具足開にまゐりあはばや〈嵐雪〉」(出典:俳諧・たれが家(1690)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例