デジタル大辞泉
「内在批評」の意味・読み・例文・類語
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ないざい‐ひひょう‥ヒヒャウ【内在批評】
- 〘 名詞 〙
- ① 文芸批評の様式の一つ。個々の文学作品を、その社会的、歴史的意義などを考慮に入れず、その形式や技巧、また、内容の説明や鑑賞をするにとどまる批評。大正末期頃から唱えられ始めた。⇔外在批評。
- [初出の実例]「文芸の外在批評も、その初段的準備として当然に内在批評を持たなければならない」(出典:外在的批評への一寄与(1926)〈青野季吉〉)
- ② ある学説・思想などを、その前提や枠組となるものを一応認めた上で、議論の内部に立ち入って批評すること。また、その批評。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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