下水道や水路の排水能力を超えた雨が降ったり、排水先の河川の水位が高くなったりして、行き場をなくした雨水が市街地にあふれる災害。河川の堤防が決壊するなどの「外水氾濫」と比べて発生頻度が高く、降り始めから短時間で被害が出るのが特徴。川から離れた地区でも浸水が起きる。最近では2019年10月の台風19号や、20年7月の豪雨で大きな被害が出た。排水ポンプや貯留施設の整備といった対策が進められている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
(2020-11-10)