内訌(読み)ナイコウ

デジタル大辞泉 「内訌」の意味・読み・例文・類語

ない‐こう【内×訌】

内部の乱れ。内部の騒ぎ。うちわもめ。内紛
四方囲繞いじょうする政党の軍勢中に―を生じて」〈鉄腸雪中梅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内訌」の意味・読み・例文・類語

ない‐こう【内訌】

  1. 〘 名詞 〙 組織の内部のみだれ。うちわもめ。内乱。内紛。だいこう。〔新撰字解(1872)〕
    1. [初出の実例]「漁業団体に、内訌(ナイコウ)が起った」(出典:菊池君(1908)〈石川啄木〉四)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・召旻〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「内訌」の読み・字形・画数・意味

【内訌】ないこう

内部の争い。内乱。〔詩、大雅、召旻〕天、罪罟(ざいこ)(咎)をし (ぼうぞく)に訌(せ)む

字通「内」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android