内閣改造(読み)ナイカクカイゾウ

デジタル大辞泉 「内閣改造」の意味・読み・例文・類語

ないかく‐かいぞう〔‐カイザウ〕【内閣改造】

内閣総理大臣が、任期途中国務大臣全部または大部分を入れ替えること。
[補説]総理大臣は、国務大臣の提出する辞表をとりまとめ、新たに任命し組閣する。留任する大臣には辞表を返還する。この手順で組織された内閣を「改造内閣」という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「内閣改造」の解説

内閣改造

首相が憲法68条(閣僚任免権)に基づいて実施する閣僚の入れ替え。歴代首相の多くが政権浮揚や求心力維持を狙い、実施してきた。衆院選内閣総辞職の後に国会で指名された新首相が内閣を組織する「組閣」とは区別される。内閣法は閣僚を「17人以内」と規定。これとは別に期間限定で復興相と万博相を置いており、現在の上限は首相を除き19人。2021年11月の第2次岸田内閣発足後、昨年8月に1度改造されたため、今回は「第2次岸田再改造内閣」となる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android