写真凸版(読み)シャシントッパン

デジタル大辞泉 「写真凸版」の意味・読み・例文・類語

しゃしん‐とっぱん【写真凸版】

写真版の一。銅板・亜鉛板などに感光材を塗布し、これに影像を焼きつけ、酸で腐食させて作る凸版

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「写真凸版」の意味・読み・例文・類語

しゃしん‐とっぱん【写真凸版】

  1. 〘 名詞 〙 写真版の一つ。亜鉛板などに感光材を塗布し、これに影像を焼き付け、酸で腐食させて作る凸版。線図の印刷に適する。亜鉛版のものを写真亜鉛版、銅版のものを写真銅版という。〔印刷の知識(1950)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「写真凸版」の意味・わかりやすい解説

写真凸版
しゃしんとっぱん
photoengraving

写真製版によってつくられた凸版。種類としては,線画凸版,網目凸版,ハイライト版,写真版,原色版などがあり,さらに材料別にみると,亜鉛凸版,マグネシウム版,真鍮板,銅凸版などがある。感光性樹脂を応用した凸版の普及著しい

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android