冥道供(読み)ミョウドウク

デジタル大辞泉 「冥道供」の意味・読み・例文・類語

みょうどう‐く〔ミヤウダウ‐〕【冥道供】

閻魔えんま大王に罪の消滅長寿を祈願する密教供養法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥道供」の意味・読み・例文・類語

みょうどう‐く ミャウダウ‥【冥道供】

〘名〙 仏語。密教の供養法の一つ現世罪障を消滅し、除病、福寿を増進するために、閻魔本尊として、五穀・幣帛・蝋燭などを備え、供養するもの。台密での呼称で、東密では閻魔天供という。
台記‐久寿二年(1155)四月四日「依御悩今夜被冥道供

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android