凌雲寺
りよううんじ
[現在地名]東和町安俵
猿ヶ石川右岸の河岸段丘上にある。月浦山と号し曹洞宗。本尊は釈迦如来。寺伝によれば開山は悦桃周懌という。もとは東晴山村の内で稚部川が猿ヶ石川に合流する地点の段丘上、寺屋敷の字名が残る地にあったといわれる。晴山館の南西にあり、同館主(晴山氏)の関係寺とみられている(東和町史)。
凌雲寺
りよううんじ
[現在地名]中村区稲葉地本通三丁目
集慶山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊十一面観世音菩薩。寺伝によれば、永正年中(一五〇四―二一)稲葉地城主津田信光の創建、南溟紹化を開山と伝える。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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