共同通信ニュース用語解説 「処理水海洋放出」の解説
処理水海洋放出
東京電力福島第1原発は2011年の事故で1~3号機の核燃料が溶けた。燃料を冷やす水のほか、雨水や地下水が流入して放射性物質を含む汚染水が発生。放射性物質を除去する装置で浄化処理しているが、処理した水には除去できない放射性物質トリチウムが含まれており、敷地内のタンクに保管している。7月28日時点の保管量は約130万トン。トリチウムの人体への影響は小さいとして、政府は21年春、処理水を海に放出すると決めた。東電は数十年かけて放出する計画。
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