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出世間 しゅっせけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

出世間
しゅっせけん

仏教用語。煩悩などのけがれに汚染された,この世界のすべての存在を世間というのに対し,それを超越しているものをさす。たとえば,仏教以外の哲学思想 (外道) は執着を離れていない世間的な智に基づくものとみる。これに対し,仏教の説く,執着を断った超越的な智を出世間智とする。

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デジタル大辞泉の解説

しゅっ‐せけん【出世間】

仏語。俗世間の煩悩(ぼんのう)から脱して悟りの境界に入ること。出世。
世間の俗事から離れて超然としていること。

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大辞林 第三版の解説

しゅっせけん【出世間】

〘仏〙
この世の悩み・迷いから離れること。世俗を超越した仏道。また、その境地。出世。
出家すること。僧になること。
世間の俗事から離れて超然としていること。 「殿井様は…-の芸術家だもの/魔風恋風 天外

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