刑部姫(読み)おさかべひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「刑部姫」の解説

刑部姫 おさかべひめ

姫路城天守閣にまつられた地主神
播磨(はりま)(兵庫県)姫路の城主池田輝政が城内にまつったとされている。地主神とも刑部大明神ともいう。のちに妖怪とむすびつけられ,老女古狐の姿でえがかれる。江戸時代中期ごろ歌舞伎などで上演されひろまった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「刑部姫」の解説

刑部姫
(通称)
おさかべひめ

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
袖簿播州廻 など
初演
安永8.3(大坂・小川座)

刑部姫
〔常磐津, 清元〕
おさかべひめ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
作者
河竹新七(3代)
初演
明治43.3(東京市村座)

刑部姫
おさかべひめ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
作者
岡本綺堂
初演
大正14.1(東京・帝国劇場)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報