刻舟(読み)コクシュウ

  • こくしゅう ‥シウ
  • こくしゅう〔シウ〕

大辞林 第三版の解説

船外に剣を落とした人が、あとで探す時のために、船の動くのも考えずに船べりに目印を付けておいたという呂氏春秋察今の故事から
古いしきたりを守って、時代の移り変わりに気のつかないことのたとえ。舟に刻こくして剣を求む。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (動いている舟の上から剣を落とした人が、舟ばたに印をつけて、ここが剣を落としたところだといって剣を捜したという「呂子春秋‐察今」の故事から) 愚人が旧弊を守って時勢の変遷に気付かないことのたとえ。舟に刻みて剣を求む。
※開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下「所謂刻舟膠柱の類にして、最も誤見と謂つべし」 〔蘇軾‐王中甫哀辞詩〕

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