デジタル大辞泉 「削ぎ落す」の意味・読み・例文・類語 そぎ‐おと・す【▽削ぎ落(と)す】 [動サ五(四)]1 けずり落とす。けずりとる。「骨についた魚の肉を―・す」「贅肉ぜいにくを―・す」2 髪を切り落とす。「髪を―・しなどもせず」〈夜の寝覚・五〉[類語]こそげる・剝がす・剝ぐ・剝く・引き剝ぐ・引っぺがす・引っぱがす・引き剝がす・剝ぎ取る・へぐ・へがす・削ぐ・削る・剃る・彫る・剪む・削ぎ取る・削げる・剃り落とす 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「削ぎ落す」の意味・読み・例文・類語 そぎ‐おと・す【削落】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 髪を切りおとす。また、剃髪(ていはつ)する。出家する。[初出の実例]「そのままに逃げかくれ、髪をそぎおとしなどもせず、身一つをこがしまさり」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)五)② けずりとる。けずりおとす。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「目の下の癌腫のために、鼻から頬の骨が現はれるまで、肉を削ぎ落として」(出典:イタリアの歌(1936)〈川端康成〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例