前緒(読み)マエオ

デジタル大辞泉 「前緒」の意味・読み・例文・類語

まえ‐お〔まへを〕【前緒】

履物前壺まえつぼにすげる緒。

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精選版 日本国語大辞典 「前緒」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しょ【前緒】

  1. 〘 名詞 〙せんしょ(先緒)
    1. [初出の実例]「時弊を革めずむば、或は前緒を失墜せむことを恐る」(出典:国民精神作興に関する詔書‐大正一二年(1923)一一月一〇日)
    2. [その他の文献]〔蔡邕‐述行賦〕

まえ‐おまへを【前緒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 逆頬箙(さかつらえびら)の前方上部にある緒。
  3. 履き物前壺にすげる部分の緒。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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普及版 字通 「前緒」の読み・字形・画数・意味

【前緒】ぜんしよ

父祖遺業。魏・鍾会〔蜀に檄する文〕今、上はにして、を紹(つ)ぎんにし、宰輔は忠肅允にして、王室に劬勞(くらう)す。

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