宰輔(読み)サイホ

デジタル大辞泉 「宰輔」の意味・読み・例文・類語

さい‐ほ【宰×輔】

天子を助けて政治を行う者。宰相
「―の職に任ぜられし時」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「宰輔」の意味・読み・例文・類語

さい‐ほ【宰輔】

  1. 〘 名詞 〙 天子を補佐し、政治を統括する者。宰相。輔相
    1. [初出の実例]「嗚乎宰輔之任、豈合此」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)七月戊午)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐桓帝紀〕

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普及版 字通 「宰輔」の読み・字形・画数・意味

【宰輔】さいほ

天子の補佐。宰相・三公など。魏・鍾会〔蜀に檄する文〕今、國は天(てんぷ)の恩を(さか)んにし、宰輔は恕のを弘(おほ)いにし、惠を先にし誅を後にし、生を好みを惡(にく)む。

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