宰輔(読み)サイホ

デジタル大辞泉 「宰輔」の意味・読み・例文・類語

さい‐ほ【宰×輔】

天子を助けて政治を行う者。宰相
「―の職に任ぜられし時」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宰輔」の意味・読み・例文・類語

さい‐ほ【宰輔】

〘名〙 天子を補佐し、政治を統括する者。宰相。輔相
続日本紀‐天平宝字元年(757)七月戊午「嗚乎宰輔之任、豈合此」 〔後漢書‐桓帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「宰輔」の読み・字形・画数・意味

【宰輔】さいほ

天子の補佐。宰相・三公など。魏・鍾会〔蜀に檄する文〕今、國は天(てんぷ)の恩を(さか)んにし、宰輔は恕のを弘(おほ)いにし、惠を先にし誅を後にし、生を好みを惡(にく)む。

字通「宰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android