出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかし,病理学の究極の目的を達成するために,形態解析が主である病理学であっても,対象の細分化,分析の精緻化を展開する一方で,生体における病気という視点から,諸知見を総括統合する努力も払われ,広義の病理学の立場をも志向しているのである。医師にとって,剖検(患者の死後の全身解剖検査)はこの立場を認識させる場であろう。 一般に病理学は,医学においては基礎医学として位置づけられている。…
※「剖検」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...