剥離作用(読み)はくりさよう(その他表記)exfoliation

岩石学辞典 「剥離作用」の解説

剥離作用

風化作用に晒されて,岩石表面から薄片,薄層,同心円状の外皮などが玉葱の皮のように剥がれること.この結果,例えば花崗岩が剥落してドームとなる[Hatch : 1888].ラテン語foliumは葉の意味

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「剥離作用」の意味・わかりやすい解説

剥離作用
はくりさよう
exfoliation

地形を形成する外作用一種。岩石の表面が日射凍結融解などによって薄くはがれる作用。この作用によってドーム状地形やたまねぎ状構造が形成される。

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