割勘(読み)ワリカン

デジタル大辞泉 「割勘」の意味・読み・例文・類語

わり‐かん【割(り)勘】

《「割り前勘定」の略》勘定を人数で割り、各自平等に支払うこと。また、何人かで飲食したとき、自分費用を自分で支払うこと。「経費割り勘にしよう」「割り勘で飲む」
[類語]頭割り割り当て割り振り

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精選版 日本国語大辞典 「割勘」の意味・読み・例文・類語

わり‐かん【割勘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「わりまえかんじょう(割前勘定)」の略 ) 勘定の総額等分に割って各人が支払うこと。また、何人かで飲食した場合、各人が自分の注文に応じて支払うこと。兵隊勘定兵隊。〔社交用語の字引(1925)〕
    1. [初出の実例]「往復の汽車賃や弁当代までを割勘にし」(出典:縮図(1941)〈徳田秋声〉裏木戸)

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