creationism ,creation theory
生物の発生について,聖書の創世記に由来を求め,天地創造の6日間にすべての生物が別個に創造され,現在に至ったという説。サンショウウオ化石Andrias scheuchzeriを,ノアの洪水で死亡した人間の遺骸と考えてHomo diluviiつまり洪水人と名づけたJ.Scheuchzerの例など有名な逸話がある。この思想は,種は不変であり,天変地異によって生物相が置き換わることを主張したG.Cuvier,第一原因の働きによる創造という立場をとるR.Owen,自然淘汰説に反対したG.Mivart(1827~1900),さらにW.Bateson(1861~1926)の遺伝学など,形を変えて引き継がれている。
執筆者:佐藤 敏彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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