劉方(読み)りゅうほう(その他表記)Liu Fang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「劉方」の意味・わかりやすい解説

劉方
りゅうほう
Liu Fang

[生]?
[没]大業1(605)
中国,隋の将軍。長安の人。初め北周に仕え,隋になってからは突厥遠征従事。7世紀初め南方交州の李仏子の反乱平定。次いでインドシナ半島林邑 (チャンパ ) 遠征を指揮,大業1 (605) 年激戦の末その都を陥れ,黄金の廟主や仏経などを王宮から奪ったので,林邑王范梵志は海上に亡命した。しかし士卒はなかば疫病に倒れ,彼みずからも帰還途上病死した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む