劉方(読み)りゅうほう(その他表記)Liu Fang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「劉方」の意味・わかりやすい解説

劉方
りゅうほう
Liu Fang

[生]?
[没]大業1(605)
中国,隋の将軍。長安の人。初め北周に仕え,隋になってからは突厥遠征従事。7世紀初め南方交州の李仏子の反乱平定。次いでインドシナ半島林邑 (チャンパ ) 遠征を指揮,大業1 (605) 年激戦の末その都を陥れ,黄金の廟主や仏経などを王宮から奪ったので,林邑王范梵志は海上に亡命した。しかし士卒はなかば疫病に倒れ,彼みずからも帰還途上病死した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む