加藤桜老(読み)かとう おうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤桜老」の解説

加藤桜老 かとう-おうろう

1811-1884 江戸後期-明治時代の儒者。
文化8年7月28日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)笠間(かさま)藩士会沢正志斎,平田篤胤(あつたね)らにまなぶ。嘉永(かえい)4年隠居し,のち尊攘(そんじょう)運動にくわわり高杉晋作らとまじわる。文久3年長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩校明倫館の教授となった。維新後,安房(あわ)神社宮司(ぐうじ)。明治17年11月12日死去。74歳。本姓は佐藤。名は煕,有隣。字(あざな)は伯敬。別号に榊蔭(しんいん)。著作に「老子蒙求」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「加藤桜老」の解説

加藤 桜老 (かとう おうろう)

生年月日:1811年7月28日
江戸時代;明治時代の儒学者。藩校明倫館教授
1884年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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