加藤正人(読み)カトウ マサト

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「加藤正人」の解説

加藤 正人
カトウ マサト


肩書
参院議員(緑風会),大和紡績社長

生年月日
明治19年8月24日

出生地
群馬県館林

学歴
慶応義塾大学理財科〔明治43年〕卒

経歴
大正2年鐘淵紡績に入り、13年退職、浪速紡績取締役を経て14年、同社を合併した錦華紡績の取締役となり、昭和12年社長に就任。16年錦華紡ほか3社合併の大和紡績を設立、社長となった。戦後日経連代表常任理事、関西経済連合会常任理事、関西経営者協会会長などを務め、また25年から参院議員当選2回、緑風会に属した。

没年月日
昭和38年8月24日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「加藤正人」の解説

加藤 正人
カトウ マサト

昭和期の実業家,政治家 大和紡績社長;参院議員(緑風会)。



生年
明治19(1886)年8月24日

没年
昭和38(1963)年8月24日

出生地
群馬県館林

学歴〔年〕
慶応義塾大学理財科〔明治43年〕卒

経歴
大正2年鐘淵紡績に入り、13年退職、浪速紡績取締役を経て14年、同社を合併した錦華紡績の取締役となり、昭和12年社長に就任。16年錦華紡ほか3社合併の大和紡績を設立、社長となった。戦後は日経連代表常任理事、関西経済連合会常任理事、関西経営者協会会長などを務め、また25年から参院議員当選2回、緑風会に属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加藤正人」の意味・わかりやすい解説

加藤正人
かとうまさと

[生]1885.8. 群馬
[没]1963.8.24.
昭和期の実業家。慶應義塾大学を卒業後,鐘淵紡績,浪速紡績を経て 1937年には錦華紡績社長,41年に大和紡績社長。紡績業界を代表する人物として活躍し,関西経営者協会会長,日本経営者団体連盟 (日経連) 代表常任理事などを歴任。また,50年より参議院選に立候補,緑風会に属し2回当選。政財界に顔が広く,社内では「加藤天皇」と呼ばれ権勢をふるった。死去した 63年には,病苦をおして日本紡績協会委員長に就任した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤正人」の解説

加藤正人 かとう-まさと

1886-1963 昭和時代の経営者,政治家。
明治19年8月24日生まれ。鐘淵紡績に入社。のち浪速紡績取締役,錦華紡績社長をへて,昭和16年錦華紡績など4社が合併して設立された大和紡績の社長となる。戦後,関西経済連合会常任理事,日経連代表常任理事。25年参議院議員(当選2回)。昭和38年8月24日死去。77歳。群馬県出身。慶応義塾卒。

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367日誕生日大事典 「加藤正人」の解説

加藤 正人 (かとう まさんど)

生年月日:1886年8月24日
昭和時代の実業家;政治家。大和紡績社長;参議院議員
1963年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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