デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加部琴堂」の解説 加部琴堂 かべ-きんどう 1829-1894 幕末-明治時代の豪商,俳人。文政12年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)大戸村の人。加部安左衛門12代目。俳諧(はいかい)を志倉西馬(さいば)に,国学を橘守部(たちばな-もりべ)に,儒学を亀田綾瀬(りょうらい)にまなぶ。安政5年(1858)横浜開港に際し,横浜に出店し生糸・麻などをあきなった。のち高崎に移住。明治27年5月9日死去。66歳。名は嘉重。別号に一籟居,屏山桜。句集に「穂長集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例