動止(読み)ドウシ

精選版 日本国語大辞典 「動止」の意味・読み・例文・類語

どう‐し【動止】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 動くことと止まること。また、物事の動き。動静
    1. [初出の実例]「如来の円覚は月の運為なり。動止にあらず、進退にあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)都機)
    2. [その他の文献]〔荘子‐天地〕
  3. 立ち居ふるまい。挙動。動作。
    1. [初出の実例]「仲春漸暄、伏惟、動止万福即此」(出典:性霊集‐五(835頃)為藤大使与渤海王子書)
    2. [その他の文献]〔荀子‐脩身〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「動止」の読み・字形・画数・意味

【動止】どうし

ふるまい。〔隋書、経籍志二〕なるは、人君の言行動止の事を記す。

字通「動」の項目を見る

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