勝範(読み)しょうはん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝範」の解説

勝範 しょうはん

996-1077 平安時代中期の僧。
長徳2年生まれ。天台宗比叡(ひえい)山で覚慶覚超に師事し,延久2年天台座主(ざす)となる。承保(じょうほう)元年僧正に任じられた。承保4年1月18/28日死去。82歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身俗姓は吉美(一説清原)。著作に「西方集」「四教抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android