勝鬨(読み)かちどき

精選版 日本国語大辞典 「勝鬨」の意味・読み・例文・類語

かち‐どき【勝鬨】

  1. 〘 名詞 〙 戦いに勝った時あげる鬨(とき)の声。
    1. [初出の実例]「互に勝(カチ)時をあげ、四五町が程両方へ引分れ」(出典太平記(14C後)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「勝鬨」の解説

かちどき【勝鬨】

富山日本酒。原料米は五百万石山田錦。仕込み水は庄川伏流水蔵元の「戸出酒造」は明治23年(1890)に江戸時代から続いた「上杉屋」を継承し創業所在地は高岡市戸出町。

かちどき【勝鬨】

青森の日本酒。蔵元は「津軽の誉」。現在は廃業。蔵は弘前市大字新町にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の勝鬨の言及

【鬨】より

…敵味方対陣するなか,戦闘は,それぞれがまず鬨をつくることから始められた。戦勝での勝鬨(かちどき)はよく知られている。《和訓栞》には〈軍神招禱したてまつる声を時つくるといひ,敵軍退散して神を送りたてまつる声を勝時と名(なづ)くともいへり〉とある。…

※「勝鬨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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