勧進元(読み)かんじんもと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

勧進元
かんじんもと

芸能などにおける勧進興行元締め,すなわち主催者のこと。南北朝時代頃から勧進田楽,勧進猿楽などの記録が残っている。本来は公儀の許可を必要としたが,江戸時代には次第にその本意を失って営利化し,勧進元の語も,明治以後は単なる興行届出人としての名目のみとなった。今日では,相撲の地方興行の際にこの名が使われている。

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デジタル大辞泉の解説

かんじん‐もと〔クワンジン‐〕【勧進元】

勧進2のために種々の興行をする元締め。のちには、芸能・相撲など興行一般の興行主・主催者をいうようになった。
事を発起して、その世話をする人。「会合の勧進元

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大辞林 第三版の解説

かんじんもと【勧進元】

勧進相撲・勧進芝居などの興行の世話に当たる役。また、その人。
ある事を発起してその世話をする人。発起人。

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