デジタル大辞泉 「勧進元」の意味・読み・例文・類語 かんじん‐もと〔クワンジン‐〕【勧進元】 1 勧進2のために種々の興行をする元締め。のちには、芸能・相撲など興行一般の興行主・主催者をいうようになった。2 事を発起して、その世話をする人。「会合の勧進元」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「勧進元」の意味・読み・例文・類語 かんじん‐もとクヮンジン‥【勧進元】 〘 名詞 〙 勧進②のために、種々の興行を計画し世話をする人。勧進相撲や勧進芝居などの興行主。また、事を発起してその世話をする人のこともいう。[初出の実例]「勧進すまふを張行す。くゎんじんもとの取手には立石・伏石」(出典:義残後覚(1596)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勧進元」の意味・わかりやすい解説 勧進元かんじんもと 芸能などにおける勧進興行の元締め,すなわち主催者のこと。南北朝時代頃から勧進田楽,勧進猿楽などの記録が残っている。本来は公儀の許可を必要としたが,江戸時代には次第にその本意を失って営利化し,勧進元の語も,明治以後は単なる興行届出人としての名目のみとなった。今日では,相撲の地方興行の際にこの名が使われている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by