化学発光(読み)カガクハッコウ(その他表記)chemiluminescence

最新 地学事典 「化学発光」の解説

かがくはっこう
化学発光

chemiluminescence

化学反応に伴うエネルギーが発光を促す。ホタルの光,その呼吸による生体分子ルシフェリン)の酸化による生物発光はこの例。このエネルギー変換効率は99%,鉱物ではこのような例がない。光酸化還元によるEuの2,3価の変化に伴う蛍光太陽エネルギーで解離した大気分子が安定分子になるときに出す大気光(夜光)はこの例。

執筆者:

参照項目:ルミネッセンス

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「化学発光」の意味・わかりやすい解説

化学発光
かがくはっこう
chemiluminescence

化学ルミネセンスともいう。化学反応に伴う発光現象。光で化学反応が進む光化学反応と逆の経路の反応。化学発光の多く青色である。代表例としてはルミノールのアルカリ性水溶液に,血液や鉄塩の存在下で過酸化水素を加えると青白く発光する反応がある。化学発光は熱を伴わず冷光である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「化学発光」の解説

化学発光

 化学反応にともなって光が発する現象.化学反応によって生成するエネルギーの一部が光となって放出されること.この現象を利用して油脂の酸化を測定する方法がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の化学発光の言及

【化学ルミネセンス】より

…化学反応に伴うルミネセンス(発光)のことで,化学発光ともいう。この現象は,化学反応の結果生成した振動的または電子的に励起したエネルギーに富む原子または分子(これらを以下励起分子と総称する)が,(1)それ自体で発光する場合,(2)他の原子・分子と衝突してこれを励起して発光させる場合,(3)別の励起分子と衝突して発光する場合,などに起こる。…

※「化学発光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む