最新 地学事典 「化石氷楔」の解説
かせきひょうせつ
化石氷楔
ice-wedge cast
過去の連続的永久凍土環境(年平均気温-6℃以下)で形成された氷楔が,気候の温暖化による永久凍土の融解に伴って融け,そこに上部の活動層の物質が落ち込んでできた氷楔の鋳型。過去の連続的永久凍土の存在を示す最も確実な指標。氷楔がつくる巨大多角形土も過去の形態がそのまま残り,空中写真で判読されることがある。参考文献:T.L.Péwé et al.(1969) Geol. Soc. Am. Spec. Paper 103
執筆者:小疇 尚
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

