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化膿性脊椎炎 かのうせいせきついえん Pyogenic Spondylitis

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家庭医学館の解説

かのうせいせきついえん【化膿性脊椎炎 Pyogenic Spondylitis】

[どんな病気か]
 背骨(せぼね)におこる化膿性骨髄炎(かのうせいこつずいえん)(「化膿性骨髄炎」)です。急激に始まる激しい腰や背中の痛みと、発熱が特徴です。患部をたたくと、非常に痛みます。最近は、ゆるやかに発病するケースも増えています。
 扁桃炎(へんとうえん)などの化膿した病巣から、細菌が血液の流れにのって(血行性に)、脊椎に侵入する場合と、膀胱炎(ぼうこうえん)など、泌尿生殖器(ひにょうせいしょくき)系の炎症が脊椎に広がって発病する場合とがあります。
[検査と診断]
 X線写真では、骨の破壊が認められます。骨シンチグラフィー、CT、MRIなどの画像検査を行なうと、病巣の範囲がよりはっきりとわかります。
 最終的な確定診断は、血液を培養して、炎症をおこしている細菌を検出する、あるいは、穿刺(せんし)で病巣の組織をとり、顕微鏡で調べて細菌を検出するといった病理組織学的検査によって決まります。
 まぎらわしい病気としては、脊椎カリエスや、骨に転移したがんなどがあります。
[治療]
 保存的治療が原則で、手術は行ないません。
 患部の安静のため、ギプスベッドに寝たり、抗生物質を点滴で使用したりします。
 高気圧酸素療法(「化膿性骨髄炎」の治療)も有効です。
 こうした治療で効果がみられない場合は、手術して、病巣の掻爬(そうは)、骨移植が行なわれます。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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