北川清助(読み)きたがわ せいすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北川清助」の解説

北川清助 きたがわ-せいすけ

1826-1902 幕末-明治時代の武士,農政家。
文政9年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士元治(げんじ)元年から小郡(おごおり)代官をつとめ,農兵隊を組織して頭取となる。維新後は吉敷郡(よしきぐん)陶(すえ)村(山口市)にすみ,養蚕,養鶏,ヤギ放牧など近代的な多角農業経営をすすめた。明治35年4月3日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android