北川清助(読み)きたがわ せいすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北川清助」の解説

北川清助 きたがわ-せいすけ

1826-1902 幕末-明治時代の武士,農政家。
文政9年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士元治(げんじ)元年から小郡(おごおり)代官をつとめ,農兵隊を組織して頭取となる。維新後は吉敷郡(よしきぐん)陶(すえ)村(山口市)にすみ,養蚕,養鶏,ヤギ放牧など近代的な多角農業経営をすすめた。明治35年4月3日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android