北祭(読み)キタマツリ

デジタル大辞泉 「北祭」の意味・読み・例文・類語

きた‐まつり【北祭】

京都賀茂神社例祭であるあおい祭(賀茂の祭)のこと。石清水いわしみず八幡宮祭り南祭というのに対していう。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「北祭」の意味・読み・例文・類語

きた‐まつり【北祭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 京都の賀茂神社の祭。陰暦四月の例祭と一一月の臨時祭がある。石清水八幡宮の祭を「南祭」というのに対していう。あおい祭。
    1. [初出の実例]「きたまつりの頃、賀茂にまゐりたりけるに」(出典:山家集(12C後)下)
    2. [その他の文献]〔匠材集(1597)〕
  3. 九月三〇日、大阪の住吉神社で、神輿(みこし)が玉手島仮宮に渡御し、祝詞をあげる神送りの式。住吉の神送り。《 季語・秋 》

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