デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北郷久信」の解説 北郷久信 ほんごう-ひさのぶ 1831-1887 幕末-明治時代の武士。天保(てんぽう)2年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。島津氏の一門で,平佐郷(ひらさごう)領主北郷家13代。領内に広才館,講武館を創設して文武を奨励。砲術にすぐれ,禁門の変に出陣。戊辰(ぼしん)戦争では軍艦乾行丸の艦長として能登(のと),隠岐(おき),佐渡方面の鎮撫にあたった。明治20年8月10日死去。57歳。通称は作左衛門,のち主水。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例