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十二進法 ジュウニシンホウ

デジタル大辞泉の解説

じゅうにしん‐ほう〔ジフニシンハフ〕【十二進法】

数の表記法の一。0から11までの12個の数字を用い、12ずつまとめて上の位に上げていく表し方。時間などを表すのに用いられる方法。

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうにしんほう【十二進法 duodenary】

われわれが鉛筆や食器を数えるときに,1ダース,2ダース,……,また1グロス,2グロスなどという。1ダースは12であり,1グロスは12ダース(12×12=144)である。このように,12を基礎にして,1桁上がるごとに12倍していって数を表すやりかたを十二進法という。太陽の運行を基礎にして定まる1年が,月の運行から決まる1ヵ月のほぼ12倍であることから十二進法が使われるようになったと考えられる。また,小人数で物を分けるとき,十二進法が便利である(2,3,4,6,12が12の約数である)ことが十二進法のもとになったとする説もある。

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大辞林 第三版の解説

じゅうにしんほう【十二進法】

〘数〙 12 を基数とした数の表記法。一二個で一ダース、一二ダースで一グロスというように、12倍ごとに上の位に上げていく表し方。

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世界大百科事典内の十二進法の言及

【n進法】より

…五進法,十進法,二十進法が,それぞれ人間の手の指が5本,両手で10本,両手両足で20本であることに由来することはまちがいないであろう。太陽の運行を基礎にして定まる1年が,月の運行で決まる1ヵ月のほぼ12倍であることから十二進法が考えられ,それと十進法の組合せで10と12の最小公倍数を取って六十進法が使われるようになったのであろう。最近はコンピューターとの関係で二進法が利用されている。…

【数詞】より

…〈配分数詞〉はラテン語terni(三つずつ),deni(10ずつ)などのようなものを,〈倍数詞〉はラテン語triplex(三重の),英語triple,threefold(同前)などのようなものを,〈分数詞〉は英語half(1/2),quarter(1/4)などのようなものを,〈集合数詞〉はフランス語dizaine(10(個),10(個)くらい),ロシア語dvoe(2個),troe(3個)などのようなものをいい,〈不定数詞〉は不定数を表す英語all(すべての),many(多くの),some(若干の)などのようなもの(あるいはさらにlittle,muchなど不定量を表すようなもの)をさすのが普通である。 数詞の構成は,日本語や英語などでは十進法であるが,英語でも11eleven,12twelveのあとは13thirteen,14fourteen…となっていくところに十二進法が,20をscoreといい,twoscore,threescore…が40,60…を表している例に二十進法の姿がうかがわれる。アイヌ語も二十進法の一例とされ,30=2×20-10,40=2×20,50=3×20-10,…,100=5×20の表現形式をとっていて減法の例でもある。…

※「十二進法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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